今は必要なものとそうでないもの、そして大切にしたい事とそうでない事ー大切な事を見つめる時代への変換期なんだよ。

何が大切か、それが大切なんだよ。

大切なものを見つめ続ける時代がくるんだよ。

そうとてもシンプルな時代がくる。大切なものを大切にする時代がくる。

久司さん、ゆみこさんの本のタイトルにもあるが光の子達に贈る―光の子達、つまり子供達に絶対残したいと思えるものを残していくんだよ。

久司さんもゆみこさんも50才を超えた。50才を超えるころ私に出会って様々な体験をした。そして大切にしたいものは子供達だと気付いた。子供達に残したいものは楽しい親子の時間や友達と過ごす大切な時。夏に行くキャンプ、冬にするスキー。それら全てが宝物なんだよ。

宝物の経験を多くした子供達は自分の中に宝物があるから他の人のものを取ろうとしない。宝物の経験をたくさんした子供達は大人になって結婚して子供ができたら同じように宝物の経験を子供達に与えるだろう。宝物の経験を多くした子供達は優しくなれるんだよ。

大人になっても人のものを取ってしまう人は子供時代満たされない思いをもっていただけなんだよ。そうその人が悪いわけではない。

実はね次の時代はね、物を取る人を罰する時代から物を取る人を見守る時代への変換。

もちろん取ったらダメな事は皆知っている。でも空腹で空腹で菓子パン1個取る、そんな人はもう悪い事は分かっているんだよ。

もう悪い事が分かっている人を罰するのではなく、そっと見守る、菓子パン代をレジの人は財布から出す。そんな優しい小さなやさしさが世界に広がったらもう誰も人のものを取らなくなる。

それはね、本当に優しい人達ばかりの時代がくるんだよ。今は誰かを責めている時代。でも振り返ってみてごらん。

悪いことをしなかった人はいるかい？いないだろう。ゴミを捨てたりしなかった人はいないだろう。

皆そうなんだよ。つまり物を取る人も昔の自分なんだよ。

自分を許すようにその人達を許していくとね、この世界が変わりだす。色んなものが優しく輝き始めるんだよ。

誰かのせい、誰かの罪を咎める時代が静かに消えていくとね、ユートピアなんかでは言葉に表せないような優しい時代がくるんだよ。

働けなくなった人がホームレスにならなくて良いんだよ。物や食べ物はたくさんたくさん有るんだからあげると良い。

食べ物の廃棄も減る。全てが変わりだす時代に子供達が生きていくとね、この社会が子供達の想像通りに変わっていく。

子供達の、これはこうした方が良いんじゃないかな、そんな夢が叶っていくんだよ。

子供達が大切だとあなたが思ったら子供達が輝きだす時代がくるかもしれないね。

今はまだその先の世界の扉を開けようとしている時だが、コロナで皆誰かの距離を取る時代になった。しかし家族の絆や大切な友達との距離はとても近くなった。

本当に大切にしたい思いを届ける時代になった。誰かが誰かの事をそっと思っている時代がもう来てるんだよ。

あなたの優しい心は必ず届く。さあ、扉を開くのはあなたからなんだよ。

今よりもっと優しくね。今日と今が大切なんだよ。