答えのない道徳の問題 どう解く?を宇宙の神様が解いたとしたら3
〇かぞくどう解く?
ボクたちが一日の中で、家族とすごす時間3時間、学校で友達と過ごす時間8時間なんだって。
大好きな家族が、いちばん一緒にいられないのはどうしてだろう?
宇宙の神様:
それはね、家族、お父さんやお母さんが忙しすぎて、学校にまかっせぱなしになってるからなんだよ。
お父さん、お母さんは仕事やパートで忙しい。仕方がない、とみんな思っているけど
君たちは今たくさんの事を吸収してたくさんのことに疑問を持っているね。
その質問に誰も答えてくれない。みんな忙しいから、だから答えてくれない。
でもそれだと、これからもずっと子供の質問に誰も答えてくれない。
お父さん、お母さんは忙しいまま何にも変わらないね。
それで良いんだろうか?
大人は忙しくて子供は聞けないまま。大人も子供だったのに子供の質問に答えてあげれない。
これもね、時間が「足りない」なんだよ。
子供が子供でいれる時間は短い。すぐ大人の階段が待っている。
子供にとって、とても貴重な子供の時にお父さんお母さんが寄り添う時間を「作ろう」としたら
子供は伸び伸び育つ。時間が「足りない」から時間を「作ろう」これなんだよ。
子供が子供でいられる時間はとても貴重だから大人はお父さんお母さんだけじゃなく
「先生」も交差点で立ってくれている。
おじさんおばさんも皆いて、大切な子供の時に時間を作る事が大切なんだよ。
そうして子供時代を過ごした子供は、大人になって子供に温かく自分の時間を分ける事を苦にしなくなる。
それは大切な時間だから。
子供はね、たくさんの大人や優しい眼差しと寄り添う心によって、心を成長させていくんだよ。
心が成長すると、時を分ける事を苦にしない大人になる準備ができるんだよ。